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2021年2月18日からSwitch版が配信開始されたカプコンアーケードスタジアムは初移植となる19XXやプロギアの嵐に注目が集まる一方、スキャンライン(走査線)がいい加減で開発者はブラウン管を見たことがないのでは?という苦言も散見された。
私は初移植の1944に期待していたが、ドックにつなぎっぱなしのホリファイティングスティック mini for Nintendo Switchで遊ぼうとして、初期設定ではRスティックボタンがクレジット投入となっていてつまづいた。ゲームが開始できないのだ。ゲーム中には複数の設定画面があり、クレジット投入ボタンの変更手順はいささか面倒だ。
ゲームセレクトに+ボタンでメニューと書かれている。
メニューからシステムセッティングを選択してみた。
ここではクレジット投入ボタンは変更できない。
ゲームを選択するとゲームセッティングがある。
ここでもクレジット投入ボタンは変更できない。
ゲームスタートするとクレジット投入待ち状態になる。ここで+ボタンを押す。
ゲームメニューからコントローラーセッティングを選択。
一番下までスクロールさせるとクレジット投入がある。
今回は1943なのでRボタンに変更したが、6ボタン使うゲームではどうしたらよいのだろう?
変更を保存してゲームに戻る。これでようやくクレジットが投入できる。
さて、カプコンアーケードスタジアムの目玉機能がリワインド(ゲームの進行状況を少しだけ巻き戻してやり直せる)とゲームスピード(ゲーム全体の進行速度を速く・遅くできる)だ。初期設定ではリワインドがZRボタン、ゲームスピードのシフトアップがZLボタンに割り当てられている。
標準コントローラーのZR・ZLボタンは押さなければ気にならないが、ファイティングスティック mini for Nintendo Switchでは8ボタンの右下にまとめて配置されており、大変押しやすいためついつい使ってしまいがちになる。これはテトリスにおけるホールドのような、最初はイカサマだと思っていたが、慣れると重要な攻略要素となるゲームシステムの変更なのではないだろうか?最速で遊ぶとさながらTGM(テトリス ザ・グランドマスター)だ。
ゲーム全体の進行速度が遅くなるわけではないが、たとえばケイブのシューティングゲームではレーザーを撃っている間は自機の移動速度が遅くなって敵弾を避けやすくなるので、遅くすること自体をイカサマとは思わない。
ただ、本来のゲーム性を著しく損なう行為であることは重々承知しているため、レトロゲーマーとしての良心との葛藤に苛まれているところである。カプコンさん、何てことしてくれたんだ!!
hori.jp
【任天堂ライセンス商品】ファイティングスティック mini for Nintendo Switch 【Nintendo Switch対応】
- 発売日: 2019/04/25
- メディア: Video Game