萌尽狼グ

同人音楽サークルkaguyadepth代表、萌尽狼(もえつきろ)の個人ブログ

令和のカシオトーンCT-S200/300の内蔵音源はAHL音源なのか?それとも新開発のAiX音源なのか?

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令和のカシオトーンCT-S200のメーカーサイトには搭載音源が何なのか書いてありません。
casio.jp

昨年春に新開発のAiX音源が登場し、AHL音源であることを誇張する必要がなくなったからかもしれませんが、CT-S200/300の内蔵音源はAHL音源なのか? それとも新開発のAiX音源なのか? 気になって夜も眠れないという方も多いのではないでしょうか?

本記事では独自調査によって、2016年秋以降の低価格帯キーボードに限ってダンスミュージックモードを搭載するという差別化戦略など、近年のカシオ電子楽器事業の動向が明らかになるとともに、CT-S200/300の内蔵音源が従来のAHL音源であると特定するに至るまでをまとめました。

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令和のカシオトーンCT-S200/300でMIDIデータを再生できる無料アプリ「Chordana Play」

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令和のカシオトーンCT-S200・CT-S300にはパソコン・スマホMIDIで演奏情報をやり取りするためのUSB-micro B端子が付いています。
無料アプリ「Chordana Play」をインストールして、スマホカシオトーンをUSB接続すると、音楽ゲーム感覚で曲を演奏したり、MIDIデータを再生できるようになります。
web.casio.com

ハンドル付きで持ち運びに便利な令和のカシオトーン。バンド活動などでMIDIデータ再生のためにパソコンも一緒に持ち歩くのは大変です。
あらかじめスマホMIDIデータを転送しておけば「Chordana Play」で再生できて便利ですね。でも実際に使ってみるといろいろ問題が出てきました。

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令和のカシオトーンCT-S200とCT-S300ってどう違うの?

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来年のカシオ電子楽器事業40周年を記念して復活したカシオトーンブランド第1弾「CT-S200」と、その島村楽器限定モデル「CT-S300」が2019年9月27日に発売されました(CT-S200WEは10月4日発売)。

CT-S200はメーカーサイトがあります。
casio.jp

ところがCT-S300は島村楽器限定モデルなのでメーカーサイトがありません。あるのは紙のカタログのみで、島村楽器オンラインストアでもカタログの画像が商品説明に使われています。
store.shimamura.co.jp

メーカーサイトと紙のカタログではフォーマットが違うので、両機種を見比べてもパッと見た感じでは違いがよくわかりません。

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メーカーサイトとカタログでは仕様のフォーマットが違う

そこで両機種の仕様をよく見比べたうえで、CT-S200とCT-S300の違いを1枚の画像にまとめてみました。

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カラーバリエーション

CT-S200はレッド(CT-S200RD)、ホワイト(CT-S200WE)、ブラック(CT-S200BK)の3種類から選べます。
CT-S300はブラックのみです。
カシオのお客様相談室に問い合わせましたが、CT-S300は島村楽器限定モデルのためカラーバリエーション展開は今のところ予定なしとのことです。

インターフェース

CT-S200はアクセントカラーがレッド、ホームボタンがオレンジ、ボタン表記が日本語です。
CT-S300はアクセントカラー・ホームボタンがブルー、ボタン表記が英語です。
ボタン表記は英語でも使用上差し支えないかと思いますが、「お気に入り」ボタンが「MY SETUP」ボタンになっているところだけニュアンスが違うと感じます。

CT-S200 音量 ホーム テンポ サステイン お気に入り 機能
CT-S300 VOLUME HOME TEMPO SUSTAIN MY SETUP FUNCTION

鍵盤

CT-S300はタッチレスポンスとピッチベンドホイールを搭載していますので、CT-S200と比べて演奏の表現力に違いがあります。

スピーカー

CT-S200は2.0W+2.0Wです。
CT-S300は2.5W+2.5Wで、デジタルアンプ搭載です。
私の手元にはCT-S300しかないので出音の違いまではわかりませんが、デジタルアンプ搭載のCT-S300の方がより良い音質になっているとのこと。
両機種ともボリュームシンクイコライザー搭載ですので、小音量でも低音がしっかり響きます。

電池寿命

アルカリ乾電池使用時の電池寿命は、CT-S200が約16時間、CT-S300が約19時間と3時間の違いがあります。
CT-S300はデジタルアンプのおかげで電池が長持ちするようです。
本体にハンドルが付いていて持ち運びに便利ですので、電池寿命は長いほうがいいですよね。
なお、Ni-MHエネループ)にも対応していますが、使うときは機能(FUNCTION)ボタンからBattery設定を出して、設定を変更しましょう。

まとめ

  • カラーバリエーションで選ぶならCT-S200!
  • 演奏の表現力、スピーカーの音質、電池寿命で選ぶならCT-S300!

私も最初レッドが欲しかったですけど、機能面で比較してCT-S300を購入しました。
どちらにしようか悩んでいる方は参考にしていただければ幸いです。

令和のカシオトーン「CT-S300」ファーストインプレッション

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来年のカシオ電子楽器事業40周年を記念して復活したカシオトーンブランド第1弾「CT-S200」と、その島村楽器限定モデル「CT-S300」が2019年9月27日に発売されました。

casio.jp

2016年秋発売の一部モデルから搭載されているダンスミュージックモードと音色リスト、MIDIインプリメンテーションの一致などから、音源は新開発ではなく既存のAHL音源であることがわかりました。

しかし、ジョグダイヤルの採用で直感的な操作が可能になり、目的の機能や音色にたどり着くまでボタンを押す回数が大幅に低減。
まるで任天堂ゲームキューブが基本性能そのままにリモコン操作のWiiになったことでヒット商品になったようにこちらもヒットをうかがわせるデキです。

ダンスミュージックモードは意外と太い音が出ているのでちゃんとしたPAから出力したら結構驚くのではないかと思います。
BPMにシンクロするエフェクターも効果がわかりやすく、ループシーケンスも実戦的だと感じました。
これは結構遊べます。ジョグダイヤルぐるぐる回してBPM変えるだけでもそれっぽい!

デジタルアンプを採用したスピーカーは低音はあまり出ませんが、従来の光ナビゲーションキーボードと比べるとバランスよく鳴っている印象です。
ボリュームはデジタル10段階で、最大でも一般的なヘッドホンなら十分な音量なのでお子さまにも安心。ただ若干サーッとノイズが乗ってしまうのが残念ではあります。

開封すると内容物は、本体、ACアダプター、譜面台、簡易マニュアル、保証書とシンプルで、詳しい説明書や光ナビゲーションキーボードにあった電話帳のような分厚い楽譜集はオンラインで提供されるようになっています。
鍵盤には保護フィルムが付いているので剥がしてから使ってください(楽器店でソフトケースに入れて持ち帰ることが多いため他社キーボードもこうなのかはわかりませんが、輸出用の仕様なのかもしれません)

島村楽器限定モデルですが海外でも発売されており、本体カラー黒のみ。
カラーバリエーションが赤・白・黒あるCT-S200の方にはピッチベンドホイールやタッチレスポンスが付いてないため、カラーを取るか機能を取るか悩みどころですが、いずれにせよ2万円を切る価格でスタイリッシュな電子キーボードが手に入るので注目ですよ!

※本記事は10/3朝Facebookに投稿したものを加筆修正しました。

令和のカシオトーン「CT-S300」発売から2週間を振り返る

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  • Feeeal旭川島村楽器でCT-S300を見かけカタログをもらった。カシオトーン復活とジョグダイヤル搭載を知り胸がキュンとなった。
  • 帰りの電車内でメーカーサイトを見たら型番がCT-S200になってて、ピッチベンドホイールがないかわりに赤・白・黒の3色ラインアップになっていた。赤が欲しい。
  • CT-S300が島村楽器限定モデルだとしたら、後日島村楽器限定カラーが展開されるのではないか?
  • 帰宅後、SoundCloudCT-S200デモ曲と、自宅の光ナビゲーションキーボードLK-215の同じ曲を聴き比べ、音源の違いを確認。
  • カシオのSoundCloudから、ハイグレードキーボードの海外モデルにはインディアンキーボードがあることを知る。デモ曲かっこいい。
  • マイナビニュースに新音源「AiX音源」の開発者インタビュー記事があり、アジア楽器の開発に苦労したと知る。
  • CT-S300の音源は既存のAHL音源なのか?新開発のAiX音源なのか?
  • カシオのお客様相談室にCT-S300のカラーバリエーション展開について問い合わせメールを送信。
  • 島村楽器オンラインストアでCT-S300が島村楽器限定モデルであり、タッチレスポンス・ピッチベンドホイール・デジタルアンプ搭載と知る。
  • CT-S300とLK-215のMIDIインプリメンテーションチャートを比較するとCT-S300はカットオフ、レゾナンス、アタック、リリースに対応していることがわかった。
  • CT-S200はカラーバリエーションでCT-S200BK、CT-S200WE、CT-S200RDと別々の型番になっているが、CT-S300はこれ1機種のみなのでカラーバリエーション展開はないと考えてよいだろう。
  • CT-S300とLK-115の音色リストを比較すると微妙に違いエスニックとインドの音色が分かれてる。あとドラムにパワーセット系がない。
  • 島村楽器のツイートでCT-S300が本日発売だったことを知る。どうりで接客に熱がこもってたわけだ。
  • ここまでのツィートをTwitterモーメントにまとめた。たぶんこのカシオトーンが売れるともっと小さいのとかもっと効果音鳴るやつとか出してくれると思うので応援したい。
  • CT-S300の購入を決意するも歩き疲れて就寝。

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