萌尽狼グ

同人音楽サークルkaguyadepth代表、萌尽狼(もえつきろ)の個人ブログ

Casiotone CT-S300を華麗に操るオランダのキーボーディストTheBradgeに注目!

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YouTubeに投稿されているCasiotone CT-S200およびCT-S300の動画はまだ少なく、その多くは開封の様子や、全音色・リズムの試奏といったものですが、その中でもひときわ演奏動画数が多いのがTheBradge氏です。


Paparazzi on Casio CT-S300
途中でピッチベンドホイールを使っています。エキサイトしすぎてカメラがブレる場面も。


Earth Song. Casio CT-S300 Piano And Strings Demo
ピアノ&ストリングス音色のデモ演奏。画面には写っていませんがサスティーンペダルを使っているようです。


Shake It Off on Casio CT-S300
テイラー・スウィフトのヒット曲「Shake It Off」の演奏。


Feel It Still on Casio CT-S300
昨日アップされた演奏。毎回違ったリズムを使っていますよね。


Get Lucky on Casio CT-S300
そして今日アップされた演奏。ダフト・パンクの曲です。


Calypso on Casio CT-S100
こちらは廉価版のCT-S100の演奏動画。ボタンが少ない分、演奏中のパターン切り替えはしやすそうに見えます。

どの動画からもCasiotone CT-S300がとても軽やかに演奏できるキーボードであることが伝わってきますね。

TheBradge氏とは?

www.youtube.com

TheBradgeへようこそ、私は好きなもの、主に音楽関連のものについてのビデオを作ります。
コンテンツが気に入ったら、私/チャンネルをサポートしてください:
Paypal.Me/KeyboardMaestro

https://www.youtube.com/channel/UCuwE33ZuMjFdxtCDY2ZCnow/about

TheBradge(Bradley van Dijk)氏はオランダ・ヒルフェルスム在住のミュージシャン(ボーカル、キーボード、エレキギター、作曲)、1990年生まれの男性。

YouTubeチャンネルは1年前の2018年11月にスタート。トップページにあるAn Introduction To My Channelには、Kris NIcholson氏のチャンネルKMNKeyboardVaultに触発されたと書かれています。

YouTube以外のソーシャルメディアでは、InstagramSoundCloudFandalism(ミュージシャン向けSNS)、IORRローリング・ストーンズのファンクラブ)、そしてCasio Music Forums(カシオ公式ユーザーコミュニティ、日本語非対応)にアカウントがあることがわかりました。

Fiverrイスラエル発のクラウドソーシング・プラットホーム)のプロフィールを引用します。

I mostly focus on Pop/Rock music but i can do 90s EDM, ballads and funk okay as well. I've been playing in bands since 2010 and am playing keyboards since the age of 5. I might not be the best there is, but i will certainly do my best to satisfy your needs!
(私は主にポップ/ロック音楽に焦点を当てていますが、90年代のEDM、バラード、ファンクも大丈夫です。私は2010年からバンドで演奏しており、5歳からキーボードを演奏しています。)

https://www.fiverr.com/thebradge

YouTubeチャンネルではキーボードを中心に次のような電子楽器を取り上げています。

ヤマハ

  • PSR-E403
  • PSR-400
  • PSR-K1
  • PSR-GX76
  • PSS-680
  • PSR-S670
  • PSR-E313

ローランド

  • XP-80
  • TD-3(ドラム音源)

ズーム

  • Q2n(カメラ)

カシオ

ダイアモンド

  • MC-68A(ヤマハ製電子キーボードのクローン?)

サムソン

  • Carbon 49(MIDIキーボード)

フェンダー

意外とヤマハ・ポータトーン(特にPSR-E313)が多いですね。

さて、私がTheBradge氏に注目している理由は、彼がCasiotone CT-Sシリーズの音源はAHL音源であることを最初に言及した人物だからです。


What sound chip is the Casio CT-S Range using?!

カシオは、Summer NAMM 2019でCT-S100、CT-S200、CT-S300およびLK-S250 Casiotoneキーボードを発表しました。しかし、サウンドチップについては何も話されておらず、(中略)Gear4Musicサイトは、90年代後半の48のポリフォニーを備えたLSI15音源であるとさえ言っています。
それで私は考えました。 Casio CTK-7200およびWK-7600のAHLチップを使用していますか。 または、CT-XシリーズのAiXチップ(CT-X700 / CT-X800 / CT-X3000 / CT-X5000)を使用していますか。それともWK-1500の20年以上前のチップ「LSI15」を真剣に使用していますか?

https://youtube.com/watch?v=T2EB3oHaudc


Casio CT-S Range is using the AHL Sound Chip. What do you think?!

カシオのCT-Sキーボードの範囲には、48音のポリフォニーを備えたAHLサウンドチップが搭載されています。
SoundチップはMusicTechのコメントにビデオとして投稿されており、CT-S100、CT-S200、CT-S300、LK-S250でも同じです。 CT-Xモデルを愛していたカシオの筋金入りのファンを失望させるかもしれませんが、とにかく素晴らしいチップです!

https://youtube.com/watch?v=60eP-oUDPoA

Casiotone CT-S200/300の音源は海外でも非公開らしく、Summer NAMM 2019で発表された直後からマニアの間で論争になっていた様子がうかがえます。
1990年生まれで5歳からキーボードを演奏していたという来歴からも、彼がヤマハやカシオの電子キーボードについて相当詳しい人物であることが推察できます。