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同人音楽サークルkaguyadepth代表、萌尽狼(もえつきろ)の個人ブログ

令和のカシオトーン第2弾「サンプリング・効果音特化型」を大胆予想してみた

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令和のカシオトーン第2弾「サンプリング・効果音特化型」を大胆予想してみました!

マイク・カメラ・メモリ内蔵のミニミニ32鍵盤で、
録音時の時刻とスナップショットを100個まで自動保存して、
すぐに鍵盤で音階を付けて演奏できるものを
12000円くらいで想像しました。

カシオさんよろしくお願いします!

各部の説明

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  • ミニミニ32鍵盤の軽量・コンパクトな本体です。
  • マイクと同軸のカメラを内蔵し、マイク部分は90°回転させることが出来ます。
  • インターフェースはCT-S200/300を踏襲していますが、録音ボタンがあるほか、液晶画面の下にあるボタンを5つに増やしました。
  • 液晶画面には時計、サンプリング時に自動撮影した写真、効果音のアイコンを表示するため、解像度の高いものを使用します。
  • USB micro-B端子はCT-S200/300同様MIDI入出力に使えるほか、内部メモリにアクセス可能な作りです。
  • 内蔵スピーカーはモノラルにしました。

ホーム画面

5ボタンでモードを選択します。

サンプリングモード 内蔵マイクで録音して鍵盤で音階を付けて演奏できます。
効果音モード 5ボタンや鍵盤でさまざまな効果音を演奏できます。
ファイルモード 録音ファイルの削除や、お気に入りの保存ができます。
リズムモード 効果音を使った楽しいリズムが内蔵されています。
ソングモード メロディーに録音ファイルを使って演奏が楽しめます。

サンプリングモード

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  1. ホームからサンプリングモードを選択します。
  2. マイク・カメラ部分は90°回転させられるので対象物に向けます。
  3. 録音ボタンを押している間だけサンプリングされます。
  4. 録音した音は自動的に鍵盤にアサインされ、すぐに音階を付けて演奏することができます。
  5. 録音の時刻とスナップショットが画面に表示されます。
  6. 黄色い5ボタンを押すと、音にエフェクトをかけることができます。エフェクトは保存されません。
  7. 録音は100個まで自動保存されダイヤルで選ぶことが出来ます。ファイルモードでいらないものは削除、残しておきたいものはお気に入り保存が編集できます。
  8. USB micro-B端子にパソコン・スマホを接続することで、内蔵メモリからWAVとJPEGのバックアップが取れます。

効果音モード

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  1. ホームから効果音モードを選択します。
  2. ジョグダイヤルを回すとプリセット効果音が選べます。
  3. 液晶画面に選んだ効果音のアイコンが表示されます。
  4. 黄色い5ボタンを押すとアイコン表示された効果音が鳴ります。
  5. 鍵盤を弾いても効果音や楽器音が鳴ります。プリセットはなつかしのカシオトーンが高音質でよみがえります。
  6. 効果音はMIDIで制御することも可能です。プログラムチェンジを切り替えることでサンプリングした音にすることもできます。

想定スペック

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鍵盤 ミニミニ32鍵
同時発音数 最大8音
エフェクト機能 エコーなど5種類、オフ
録音機能 マイク内蔵、44.1kHz、モノラル、WAVフォーマット
※録音時間はメモリ容量次第
カメラ機能 30万画素、640×480ピクセルJPEGフォーマット
液晶画面 解像度QVGA程度、カラーまたはモノクロ階調表示
内蔵メモリ 1GB程度
時計機能 あり
※電池交換時は設定を保持する
MIDI機能 1ch送受信
USB端子 Micro-B
ヘッドホン端子 ステレオミニジャック
電源 ACアダプター、単3アルカリ乾電池4本
スピーカー モノラル
プログラムチェンジ 1~100:サンプリング
101~128:プリセット効果音
  • 昔のカシオトーンとは音源方式が異なるため、音源の新規開発が最大ネックと思われます。同時発音数やMIDI機能は必要最小限の仕様とします。
  • 単体で完結させたいので、外部マイク端子やSDカードスロットは不要と考えます。上位機種にはそれらを搭載してもいいかもしれません。
  • カメラ90°回転時のスナップショットは上下反転して撮影されますが、カメラ部分が中途半端な角度のときはどうするか?などシステム面の課題もあります。
  • 価格設定は、おもちゃとしては10,000円を切るのが望ましいです。現実的には12,000円から、CT-S200と同じ15,000円程度を見込んでいます。

イメージしたもの(その1)

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カシオトーンでダイヤルといえばMagical Sound Dial「SA-40」やRapman「RAP-1」、カシオトーンでサンプリングといえばSampling Keyboard「SK-1」、カシオトーンMIDI入力といえばMIDI Master Keyboard「GZ-5」が思い当たりますね。
いずれもミニ32鍵盤のキーボードです。
また、カメラで遊べるおもちゃといえばゲームボーイの「ポケットカメラ」があり、本機とコンセプトは近いけどおもちゃとしては本格的すぎるKORG「microSAMPLER」もイメージにありました。

サンプリング・効果音特化型というアイディアは前々からありましたが、マイクと同軸のカメラを付けるアイデアは昨日風呂場で思いつきました。録音時刻とスナップショットがあればどんな音を録ったか思い出しやすいだろうと思ったからです。ファイル名を付けたり編集したりするインターフェイスにするのは面倒ですからね。あと、ゲームボーイポケットカメラもセーブデータに昔の写真が残ってると面白かったりするじゃないですか。

イメージしたもの(その2)

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ガールズ&パンツァー』などの音響監督、岩浪美和氏は、かつて『ツインビーPARADISE』などのドラマCDで、カシオトーンの効果音を使っていました。
令和のカシオトーンで、あの効果音を高音質化して再発売したら、いろいろな場面でカシオトーンの音が聞こえるようになって面白くなるのではないでしょうか?

CT-S200/300の「3ボタン」がよくできていた

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CT-S300のインターフェース(操作パネル)
令和のカシオトーンCT-S200/300のインターフェースはジョグダイヤル採用も大きいのですが、液晶画面の下にある「3ボタン」もよく考えて作られていて、これを効果音用にアレンジしたらもっと便利になるんじゃないかな?と思ったのがそもそものきっかけです。

ホームを含む6つの四角いボタンが機能のトップ階層で、それより深い階層にある機能を、液晶表示にしたがって選択するのが「3ボタン」です。

カシオならではの遊び心あるデジタルガジェットが欲しい

カシオはQV-10という背面液晶画面付きデジタルカメラを世界で初めて発売したメーカーです。
また時計でもG-SHOCKで世界的なブランドなので、記念モデルにはカメラと時計の機能を盛り込んでほしいと思いました。
カメラの性能もQV-10を意識した30万画素としましたが、あくまで補助機能なので、トイデジカメ的に使いたい人は使えばいい程度の実装でいいと思っています。
なのでスナップショットは、内部的にはフルカラーJPEG画像で保存してるけど、液晶画面は別にモノクロ表示でも構わないんじゃないかと思ってて、そこらへんは液晶パネルの調達コスト次第だと思います。
あとシステムで効果音アイコンを大量に作らないといけないからその辺も大変かな?単色アイコンならモノクロ液晶でも不便はありません。

このアイデアの実現可能性は?

CT-S200をお持ちの方も2台目として楽しめるようなものを考えてみましたが、カシオ電子楽器事業40周年記念だとしてもかなり難しいと思います。
近年のカシオ電子楽器事業は、かつてのようなユニークな電子楽器を次々と世に送り出すことが難しくなっている傾向にあります。
ミニキーボードSA-46/76も2010年5月発売からずっと変わっていません。姉妹機でイギリス仕様のUK-01が2018年11月に発売されたものの、基本的には同じものです。
CT-S200にもCT-S300をはじめ、光ナビゲーションキーボードのLK-312や、海外のみ発売のCT-S100やLK-S250といった姉妹機がラインナップされており、本体や機能に使い回しのきく仕様が求められています。

CASIO(カシオ) 32ミニ鍵盤 電子キーボード SA-46 [ミニキーボード]

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CT-S200が売れれば第2弾はきっと出るはず!!

ともあれCT-S200が売れれば、来年のカシオ電子楽器事業40周年記念に合わせて令和のカシオトーン第2弾はきっと出るはずです!
大きな欠点の見当たらないよくできた電子キーボードだと思いますので、ぜひCT-S200をチェックしてみてくださいね!!