来年のカシオ電子楽器事業40周年を記念して復活したカシオトーンブランド第1弾「CT-S200」と、その島村楽器限定モデル「CT-S300」が2019年9月27日に発売されました(CT-S200WEは10月4日発売)。
CT-S200はメーカーサイトがあります。
casio.jp
ところがCT-S300は島村楽器限定モデルなのでメーカーサイトがありません。あるのは紙のカタログのみで、島村楽器オンラインストアでもカタログの画像が商品説明に使われています。
store.shimamura.co.jp
メーカーサイトと紙のカタログではフォーマットが違うので、両機種を見比べてもパッと見た感じでは違いがよくわかりません。
そこで両機種の仕様をよく見比べたうえで、CT-S200とCT-S300の違いを1枚の画像にまとめてみました。
カラーバリエーション
CT-S200はレッド(CT-S200RD)、ホワイト(CT-S200WE)、ブラック(CT-S200BK)の3種類から選べます。
CT-S300はブラックのみです。
カシオのお客様相談室に問い合わせましたが、CT-S300は島村楽器限定モデルのためカラーバリエーション展開は今のところ予定なしとのことです。
インターフェース
CT-S200はアクセントカラーがレッド、ホームボタンがオレンジ、ボタン表記が日本語です。
CT-S300はアクセントカラー・ホームボタンがブルー、ボタン表記が英語です。
ボタン表記は英語でも使用上差し支えないかと思いますが、「お気に入り」ボタンが「MY SETUP」ボタンになっているところだけニュアンスが違うと感じます。
CT-S200 | 音量 | ホーム | テンポ | サステイン | お気に入り | 機能 |
---|---|---|---|---|---|---|
CT-S300 | VOLUME | HOME | TEMPO | SUSTAIN | MY SETUP | FUNCTION |
鍵盤
CT-S300はタッチレスポンスとピッチベンドホイールを搭載していますので、CT-S200と比べて演奏の表現力に違いがあります。
スピーカー
CT-S200は2.0W+2.0Wです。
CT-S300は2.5W+2.5Wで、デジタルアンプ搭載です。
私の手元にはCT-S300しかないので出音の違いまではわかりませんが、デジタルアンプ搭載のCT-S300の方がより良い音質になっているとのこと。
両機種ともボリュームシンクイコライザー搭載ですので、小音量でも低音がしっかり響きます。
電池寿命
アルカリ乾電池使用時の電池寿命は、CT-S200が約16時間、CT-S300が約19時間と3時間の違いがあります。
CT-S300はデジタルアンプのおかげで電池が長持ちするようです。
本体にハンドルが付いていて持ち運びに便利ですので、電池寿命は長いほうがいいですよね。
なお、Ni-MH(エネループ)にも対応していますが、使うときは機能(FUNCTION)ボタンからBattery設定を出して、設定を変更しましょう。
まとめ
- カラーバリエーションで選ぶならCT-S200!
- 演奏の表現力、スピーカーの音質、電池寿命で選ぶならCT-S300!
私も最初レッドが欲しかったですけど、機能面で比較してCT-S300を購入しました。
どちらにしようか悩んでいる方は参考にしていただければ幸いです。